DONNECT

心臓外科医からリアルDr.コトーへ

医師インタビュー

掲載日 : 2021年4月21日


川口新治
福岡大学卒業
→慶應義塾大学心臓血管外科学教室入局
→周防大島町 川口医院経営(内科、外科、小児科) 卒後14年目

現在は山口県の瀬戸内海にある島で、暮らしている。

DONNECT:本日はお忙しいところ有り難うございます。よろしくお願いいたします。早速インタビューを始めさせていただきます。

川口先生:よろしく。



DONNECT:現在、父親の医院を継いで外来や、訪問診療をしてらっしゃるとのことですが、元々医院を継がれる予定だったんですか?

川口先生:最初から決めてたわけではないね、兄弟もいたから。もしかしたら、ぐらいに考えていた。やっぱり心臓外科を辞める時は迷ったけど、直接のきっかけは父親の死だね。



DONNECT:地域医療と心臓外科だと、だいぶイメージが違いますが、具体的な診療はどのように違いますか?

川口先生:オペがないのはやっぱり寂しいね(笑)でも診察する分野はかなり広がった。それはそれで勉強になるけど、心臓外科はマニアックだった分、今は深みがなくなってしまった気がする(笑)

なんだかんだ一番役に立つのは整形外科かな。あまりに重症な時は転送するけど、ほとんどの症例は自分が診察しないといけないからね。

あとはコミュ力が大事(笑)家族や施設とうまくコミュニケーションをとることがやっぱり大切だよね。


DONNECT:先生はコミュ力高いですもんね(笑)地域医療の問題点はどんな点ですか?

川口先生:医者の数が少ないから、どこも院長一人でやっている。やっぱりそれは結構きついよね。地域の患者さんは特定の医師を求めてくるけれど、これから先は色々な人が流動的に診察することもあるだろうし、この先は患者教育も必要になってくると思う。

あとは救急体制が弱いところかな。夜間に入院できるところがほとんどなかったり。



DONNECT:今後の目指してる医療の形などはありますか?

川口先生:新しい地域医療の診療のモデルを作りたい。なんだかんだ既存の地域医療のモデルは結局都会だったりする。地域の医師同士で手を組んだり、都心と地域の医師を結びつけたりしたいかな。



DONNECT:確かに医師は都心に集中しているので、地域医療の問題解決のヒントになるかもしれません。

最後に若手医師や、学生に対して何か一言ございますか?

川口先生:医局にいても、開業しても、他のことをやったとしても全てが自分のためになると思う。どの道を選んでも、しっかり考えていれば後悔はないはず。今いる環境が違うな、と思えばとりあえず動いてみたらいい。直接診察するだけが、人を救うってことでないからね。



DONNECT:本日はお忙しい中有り難うございました。